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南ユタ国立公園パートU
2001年5月23日、24日

第五日目
5月23日(水)

キャニオンランド国立公園を朝9時に出発、次のCapitol Reef国立公園へ向かった。大体3時間ほどして到着。途中の景色も、まさにユタならではある。この景色が公園ですらないのだから驚いてしまう。

今回は国立公園からちょっと外れた場所にあるBest Westernホテルへ泊まることにした。ホテルからの眺めも、真っ赤な断崖が続く景色で、こちらも公園に指定されてない。すごい場所だとつくづく思う。まぁ、とにかく、今まで2日間で撮影したデジタルカメラの映像をラップトップにダウンロードした。全部で130枚の写真、結構とったものだと感じ入る。それと電池を充電して、次にも備えなくてはならない。まずはビジターセンターへと向かった。ここでもレンジャーに質問した。聞き及んだスロットキャニオンでのハイクについてである。彼はBurro渓谷を勧めてくれた。では、早速行ってみよう。

キャピトルリーフ国立公園
2001年5月23日

  
(左)サンセットポイントで見る夕焼け。(中)キャピトルゴージで見た鳥。(右)フルータヒストリックディスと陸とにある壁画。


Capitol Reef National Park was filled with wildflowers. A dead tree stands atop a Yellow flowers field.

Narrow and strange shaped canyons at Burro Canyon hike, my first hike in a slot canyon.

Burro Canyon (6.4 km RT):楽しいトレールだった。俗にNarrowsと呼ばれる、人一人やっと通れるような狭い谷を登っていった。本当に肩幅ぐらいしかないし、深さは10メートル以上はある。薄暗いNarrowsの中を歩いていると、大きな石が行く手をさえぎっており、とうとう先に進めなくなってしまった。もらった地図ではまだ先があったので、経験のある人はうまく迂回できるのだろうが、僕にはどうやっても無理だった。しかたがない。あきらめて戻ることにした。

Capitol Reef国立公園の特徴は花が多いことだと思う。水が比較的豊富にあるので、この次期は花があちこちで咲いている。 Fruita Historic District:ここでは豊富な水を元に、昔から放牧や果樹園が作られていたそうである。先住民もここで住んでいたそうで、今でも壁画が残っていた。耳を澄ませば鈴虫のような音色が聞こえてきた。今までの国立公園では考えられないことだ。

Goosenecks Overlook (0.3 km RT):川が鴨の首のように曲がっているところからつけられた名前。期待してなかったけど、期待しないでよかった、という感じ。まぁ、こんな短い距離なのでがっかりというほどひどくもないし・・・

Sunset Point Overview (1 km RT):パークレンジャーもガイドブックも夕日を見る場所として進めていた場所。文字通りという気もする。夕方8時半ごろ夕日になった。ただちょっと、自分の立っている崖が夕日をさえぎり、大きな影を落としてしまうのがちょっと残念だった。なぜかCanyonlandsやArches国立公園でみた夕焼けの景色のほうが印象に残っていた。

第六日目
5月24日(木)

ここから友達とスキーするMammoth Mountain間での距離を昨晩計算してみた。すると、700マイル(1120km)もあった。一日以上、運転しないといけない距離だ。ということで、今日は早起きして、なるべく距離を稼ぐことにした。今晩の宿泊予定としてI−15沿いにあるSt. Georgeという町を選んだ。これだってここから200マイル(320km)はある。


キャピトルゴージとレールから見る朝の空。

Capitol Gorge Trail (1.5~3.0 km RT):というわけで、朝6時におきだして歩き始めた。野花があちこちに咲いていた。悪かないけど、何かが物足りない。Burro Canyonの印象が強いせいだろうか?それと疲れていたというのはあっただろう。あとは、トイレに行きたくて仕方がなかったというのも・・・様々な理由により、さっさと戻ることにした。ゆっくりと行けば、もっと楽しいハイクだと思う。

見損ねたこと:Capitol Reef国立公園では十分に時間を取ることができなかった。思ったほど強烈な印象がなかった。新しい公園であることもあり、時間をかけて探せば面白いトレールや景色があるような気がする。

急いでいる割には、またもビジターセンターによって時間をつぶした。何か面白いものはないかな、と物色してた。結構こういうのも好きだったりする。ホテルに戻ってから朝食を食べた。やっとのことでSteak And Eggを食べることができた。結構おいしいし、サービスも良い。昨晩食べたシチューもおいしかった。安っぽいつくりのレストランだけど、結構よかった。

ディクシー国立森林、ユタ

ここからはユタの州立道12(Utah−12)を西へと移動することになる。ある友人からは、アメリカでも一番きれいな道じゃないか、と聞いていたので、期待大であった。確かに、いわれる通りと思った。道自体はDixie国立森林地帯を走り抜ける。BoulderとGrover町の間が僕の一番お勧めできる。両側には白樺の林が広がり、その向こうにはにGrand Staircase Escalante国立記念公園の渓谷が広がっているのだ。そのさらに向こうには、さっきのCapitol Reef国立公園、Circle Cliffsと呼ばれる巨大なクレーター状の渓谷などもあった。この景色を捉えることは、写真ではできないと思った。秋の黄葉の季節は、更にすばらしい光景になるのは間違いないと思う。アメリカで一番景色の良い道路と言われるのも、うなずけるものがあった。途中で、Dixie国立森林ビジターセンターによったら、日本で結婚したという老夫婦が管理をしていた。1956年から日本で過ごしていたそうで、(日本語がわからないのに)あちこち旅をしたそうである。日本の話を懐かしそうにしていた。ユタの森の真ん中で、日本で住んだことのある人に出会うとは、想像していなかった。もう一度戻ると約束して、ビジターセンターを後にした。

グランドステアケースエスカランテ国立記念公園
2001年5月24日

ユタ州道12から見るディクシー国立森林の眺め。白樺がちょうど新緑になり始めた時期だった。遠くに見えるのがグレートステアケースエスカランテ国立記念公園の峡谷地帯。

Lower Calf Fall.

Boulder町からちょっと行くと、森が岩でできた谷へと変わった。道路は尾根を伝いながら、谷底へとどんどん下りて行く。両側が切り立った崖で、高所恐怖症気味の自分には結構怖い。崖から見下ろせるのがこれから歩く、Calf Creekだ。

Lower Calf Creek (8.8 km RT):ここはデンバーから来たという若いカップルと一緒に歩いた。いろいろと話が弾んで、面白かった。日本について知りたがっていたらしく、いろいろな質問をされた。答えられないのも多かった。デンバーは中西部に位置する(かどうかは、いろいろ議論したけれど)ため、こういうふうに日本人と話をする機会が少ないそうである。そのほか、モルモンや宗教の話なんかも延々と続いたなぁ。そんなことを話しているうちに、ふっと気がつくとメインの谷から外れてしまった。同じ道を戻るのもいやなので、適当に道なき道を歩いたりしたのも、一興だった。で、件のCalf Creek Fallですが、迫力がありました。谷の最後がまるで大きなコップの中のようになっていて、その底から水が流れ落ちてました。滝に見入っているうちに、ポツリと雨粒が落ちてきた。風も生暖かくなってきた。雨か?ということは洪水か?フラッシュフラッドになるかな?水かさが増えてないか?などと考えたけれど、危ないこともなく、無事に戻ってきました。フラッシュフラッド、一度は見てみたい気がする。そんなものを見たら、人生最後の景色になってしまうかもしれないけど。

Calf Creekでのハイクに思った以上の時間をとられてしまい、運転をはじめたのは午後6時を回ってからだった。楽しいと時間がたつのを忘れてしまう、とはこのことだ。相変わらずUtah−12を西へ向かって走っている。景色も相変わらず、すごい。そうこうしているうちに、Bryce Canyon国立公園を通り過ぎた。時間がないので今回はパス。その後は、US89を南下、のどかな川辺を走った。それからUtah−14を、再びDixie国立森林を走り抜ける。こちらもパインと白樺の森で、途中にはZion Canyon Overlookという展望台もあった。夜遅く着かれきったところで、St. Georgeに着いた。

 

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