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3日目 (土)

朝日の出。

第3日目は朝5時から始まった。ヤバパイポイントで朝日を見るためだ。到着すると、すでに何十人という人が、いい場所に座っていた。ちょっと探して、なかなかいい場所を見つけ、僕らも座りながら朝日を待つことにした。30分ほど、寒さに震えながら待つと、太陽が昇ってきた。朝日が、グランドキャニオンに色をつけ始めると、素晴らしい一日が始まった。

今日のメインイベントは、「飛行機からの観光」だ。実は、これ、騒音でたくさんの人が迷惑している観光なのだ。おそらく排気ガスもスモッグに貢献していることだろう。実際、最近になってFAAはキャニオンでの飛行を制限した。ただ、ひざの痛みを抱えて、他にすることが思いつかなかった。

とにかく、ツサヤン空港から飛び立つ45分の観光飛行は素晴らしかった。US$100の価値はあったでしょう。空から眺めて、初めてグランドキャニオンの大きさが実感できたのである。コロラド川はコロラド高原を切り裂くようにして流れている。高原の高さは8000フィートもあり、その上はほとんどまっ平らだ。グランドキャニオンも、このコロラド高原にある。東から飛び始めると、遠くになにやら亀裂のようなものが見えた。見える限り東から西へと、この亀裂が続いていた。近づいてゆくと、これがグランドキャニオンだった。緑で覆われた平らな高原が、谷のところでぷっつりと切れているのがわかる。


これがリトルコロラド川と峡谷を空から見たところ。平らな高原を切り取るように峡谷が作られたのが良くわかる。


グランドキャニオン上空を飛ぶと、高原と峡谷の境目を眺めることが出来た。

コロラド高原は緑で覆われた平らな高原。まさに見渡す限りにわたって広がる高原とグランドキャニオン。ガイドブックによると300マイル(480km)の長さがあるらしい。まさに信じられないという言葉しか出てこない。

午後にはウェストリムトレールで時間をつぶすことにした。平らな道なので、僕のひざにもやさしいはず。ゆっくり歩きながら、写真をたくさんとった。峡谷が良く見えるトレールで、古い採鉱跡など、面白いものもあった。ブライトエンジェルトレールより人が少ないのには驚いた。このトレールに平行に、ウェストリムドライブという道が走っており、15分おきにシャトルバスが走っている。疲れたらこれに乗って帰れるので、気が楽である。

実を言うと夕焼けにはちょっとがっかりした。おそらく空に雲がまったくなかったので、かえってつまらなかったようだ。その代わり、夕日に照らされた峡谷が豪華な景色になって、写真を撮るには絶好だった。3日連続で見ても、まだ飽きない。

 

 

ウェストリムトレールの写真

(左上)グランドキャニオンの崖。ほとんど垂直で険しい。グランドキャニオンは2重の峡谷になっていて、手前が外側、その向こうが内側の峡谷。

(上)夕日。

(左)ウェストリムトレールでの一枚。素晴らしい写真が撮れたと思ったが、よく見ると黒いものはハエであった。蜂じゃなかったのか・・・
 

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