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晩秋の京都
11月も終わりに近い晩秋の京都で4日間、最後の紅葉と古寺を楽しんできました。清水寺、銀閣寺、そして金閣などの定番どころと紅葉で有名なお寺を巡ってきました。

ライトアップされた清水寺の舞台と京都の夜景を望む。

十一月下旬
紅葉も盛りをすぎた晩秋の京都。葉の落ちた姿も目立ったが、鮮やかな色もまだ十分残っていた。とはいえ、寺の中は拝観客で一杯だった。しかも平日での話である。すごい人でなぁ、と思っていたが、最盛期に較べるとかなり少ないそうだ。先週などは、寺の外まで行列が続いたところもあったそうだ。晴れの日も多く、霞も少なかった。ある意味では、一番いい時期に京都に行ったと思う。

(右)紅葉で有名な東福寺で見た、色鮮やかな紅葉。しかし同じ東福寺境内でも紅葉がほとんど終わったところもあり、紅葉は時期が難しい。

京都・概観

奈良
京都から電車で30分ほどの奈良は、710年から784年までの84年間、日本の首都であった。当時は平城京と呼ばれ、当時では世界最大の金銅仏だった大仏が建立された。ちなみに、その大仏が祭ってある東大寺の大仏殿は、現存する木造建築では世界最大で、高さ49メートルを誇る。その他見所は多いのだが、今回は京都がメインということで、簡単に回っただけにとどめた。

  • 興福寺の五重塔
  • 猿沢池

東山
比叡山に始まり稲城山に終わる東山三十六峰は、実際に峰の数が三十六あるというわけではなく、中国の故事に倣ったのではと言われている。緑濃い東山の山すそには、由緒ある古社寺が途切れることなく点在している。今回訪れたのは、
  • 紅葉で有名な東福寺。普段は訪れる人も少なく穴場だそうです。
  • もみじの永観堂。残念ながら盛りはすぎてました。
  • 三年坂、二年坂、ねねの道、哲学の道。
  • 銀閣寺。室町幕府第8代足利義政将軍が建立した。『わび・さび』など日本の美意識を特徴付けたお寺。
  • 有名で豪壮な清水寺。夜のライトアップを見てきました。

嵯峨野
嵯峨野と聞くとロマンチックで女性に人気のある場所というイメージがある。都からそれほどの距離があるわけではないが、その昔、世をはかなみ嵯峨に居を移したというものの心は常に都に後ろ髪を引かれれる、という人たちの想いが漂っている。平家物語の舞台にもなった嵯峨野には、みやびやかな趣と人生の哀感と、栄枯盛衰の流れがある。そして嵯峨野と言うと竹薮である。明るく、たおやかで楚々とした竹が、あちらこちらにある。
  • 絶景の大悲閣。ほとんど秘境のようなお寺。
  • 小倉山百人一首選定の場所のある二尊寺。紅葉も有名だが、今回はほとんど終わってました。
  • 平家物語の舞台ともなった祇王寺。味わい深い小寺。
  • 嵯峨野の広沢池、大沢池などを歩く。

衣笠・京都市内散策
その昔、宇多天皇は衣笠山に白絹をかけて、雪に見立てて楽しんだという優美な山。山麓にはかつての公家の別荘や有名寺院が並んでいる。
  • 鹿苑寺。豪華な金閣で有名なお寺で、室町幕府第3代将軍足利義満が建設した。
  • 竜安寺は枯山水の庭で有名。

そこからは、京都市内へと向かい、

  • 京都御所。明治維新までの天皇の住まい。
  • 廬山寺。世界最古の小説が書かれた場所。
  • 四条河原町周辺をそぞろ歩き。本能寺や新京極通りなど。
  • 新京都駅。新幹線も止まる京都駅はホテルやデパートが隣接している大きな駅。非常に斬新なデザインの建築が古い町並みとマッチしている。
  • 真言密教の総本山、東寺。ライトアップされた五重塔を眺めた。

などを見て歩いた。


京都の東側を流れる鴨川の夕焼け。

宇治
京都から電車で15分ほどのところにある宇治は、嵐山に並ぶ景勝の地として昔から別荘などが建てられた土地。
  • 10円玉、もとい、鳳凰堂で有名な平等院。
  • 宇治上神社。日本最古の神社建築。世界遺産と知らなければ見過ごしてしまいそうな神社。
人力車で京都を巡るというの一興。
竹薮は嵯峨野のシンボル。祇王寺を歩くと竹薮のすぐ横を歩く。
夜の京都を歩くと思いがけないものにたくさん出会える。歴史のある街というのは奥が深い。
宇治上神社にあったご神木。しめ縄がまわしてあった。
京都あれこれ

銀閣寺近くにある料理屋で湯豆腐を食べた。なにやら由緒ある御屋敷を料亭にしたらしく、風情のある庭園を見ながら湯豆腐を食べた。

京都の食べ物
京都の料理は精進料理に強い影響を受けているそうだ。精進料理とは、仏教徒が食べる料理で、肉などを使わない質素な料理のこと。つまり、京都の食事はおいしくない、そんなイメージがあった。京都の有名な食べ物というと、ニシンそば、湯豆腐、湯葉、などだが、したづつみを打ちたくなるような食べる物ではない。というわけで、期待をしないで京都に行ったが、意外と食事が楽しかった。

  • うどんがおいしかった。これは京都というより関西だからかもしれない。歯ごたえのあるうどんに、少し薄めのつゆ。寒い時に食べるとなおおいしい。
  • そばも、久しぶりにうまいそばを食べたと思った。
  • てんぷら・鳥のから揚げ(柏揚げと呼んでいた)など。日本のどこでもある食べ物だが、京都のは上品な感じがして、おいしかったように思う。
  • 白いご飯が、うまかった。

ひとつ、文句を言うとすれば量が少ない。おかげで痩せてしまった。あれ?これって、良いことじゃ・・・?

旅館おくだ
祇園のすぐそばにある旅館。バストイレなしの素泊まり7000円。3泊するというからか、8+3+3=14畳の広い部屋に案内してくれた。建物自体は古く、障子や襖も見た目は汚いというべきか。でも、トイレやお風呂はとてもきれいで清潔。臭いは一切しないし、部屋も塵ひとつ落ちていない。とてもよく手入れされているようだ。応対もとても感じよく、紅葉の良いところとかも教えてくれた。京阪本線・四条駅から徒歩5分ほど、東山の見所にも近く、ロケーションも良かったと思う。京都の宿で見た中では一番安かったし、お勧めできます。

京都市内の移動
やはりバスを使うのが一番便利のようです。バス路線は市内中をカバーしているので、目的地の近くにバス停がありました。それから、一日乗り放題チケットが500円がありました。これを使えば、多少間違っても乗り換えればすむし、京都周辺を観光するなら一番安くなります。

私鉄・地下鉄・JR線は、京都市内に乗り入れてはいます。でも実際に使うと不便を感じた。どうも各路線の連絡がきわめて悪いという印象を受けました。いくつも路線を乗り継がないといけない場合が多く、そのわりに駅から駅まで歩く距離が長い。バスに較べると移動スピードは速いし風情はあるけど、一日券でバスを使うほうが便利で安そう。

 

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